• 三宅まこと

Light you up



知り合いのクラウドファンディングサイト会社勤務の方が転職されて、大阪のダイハツ工業に転職されました。氏曰く「会社のスローガン」が心底気に入られたとのこと。

それが LIGHT YOU UP というメッセージです。語感から捉える意味は、一人一人に光を照らす・・という意味かなぁとも感じました。

このスローガンから想起したのが「照宇一隅」(しょうういちぐう)。天台宗を開祖した最澄の言葉ですが「ひと隅を照らす、即ちコレ、国の宝なり=今、自分がいる場所で、精いっぱい努力することが世のため人のためになるんだよ」的な教えだと理解してます。直感的にこれに近い言葉かなぁと思いました。

現代という時間を一言で表すと、「個」の時代ではないでしょうか。最近、いろんな本やセミナーで見聞きすることは、今までの中央主権的な人やモノの流れではなく、価値観の急速な変化、時間のパラダイムの大変換やICT等の技術の進歩により、企業等の大きな組織では個人のニーズを捕まえきれなくなってきたのではと思います。だからこそ、シェアリングエコノミーは隆盛を極め、地方分権が叫ばれ続けるのかもしれません。

例えば、今年上半期のベストセラーとなっている「お金2.0(幻冬舎刊・佐藤航陽著)」には、こんなことが書かれていました。

「お金や経済でこれから10年という単位で考えれば今までの『中央集権化』とは真逆の『分散化』という流れが生まれる。」

また、先日伺った地方議員のセミナーでは財務省主計局総務課や総務省地域政策課のお役人さんたちは、こんなことをおっしゃっていました。

「今後、全国の自治体十把一絡げにサポートしていくのではなく、努力した自治体のみが報われる」的なことを示唆されていました。(もちろん、ダメな自治体は見捨てるとかいうストレートトークではありませんが、言葉のアヤとしてです・・・)

その言葉の真意は、まさに「中央集権化はもはや限界に近付いているんだよ。役人自らがそれを言う時代だよ」っていうことに他なりません。

そういう意味では最澄の教えとか、ダイハツさんのスローガンは、個人の奮起を促すとか、個々の強さに焦点を当てていくという点では時代を捉えているのかもしれません。

因みにダイハツさんのHPに、その意味が書かれていました。

新スローガン「Light you up」の「Light」には、「光」「軽やかさ」の2つの意味が含まれる。一つは、ユーザー一人ひとりを照らし、きめ細やかな商品やサービスを実現することで、輝いたライフスタイルを提供すること。もう一つは、暮らしや環境への負担が少ないスモールカーで軽やかな気持ちを提供すること。新スローガンには、ダイハツが2つのミッションに今後も取り組み続ける決意とその想いを表現している・・・

とのことです。

もうじき暦の上では啓蟄がやってきて、春マジカです。一人一人が重い殻を脱ぎ捨てて、軽やかに強く生きる時代がもう来ているんだなぁと思います。国や自治体に頼らずに自分の力で自分たちの生活を何とかしていくという気概に満ち溢れた日本人が一人でも多くなることを願います。

今までのように国や政治家の悪口を言って、自分では何もしない日本人はOUTです。

政治家の役割は、様々な理由からどうしようもなくなって、しょうがなくて生活できなくなった人たちに税金を配分するように仕向けていくことだと思っています。

と、最後は政治家のくせに偉そうにキツイことをいってしまうミヤケでした。


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