狛江市主催「医療と介護の連携のための研修会」が本日2月4日(土)実施されました。市内の医療、介護、薬局の方々等、23機関計80名余のプレイヤー、市の職員含めると100名余の方々が参加されていらっしゃいます。全国の市で2番目にコンパクトな狛江。どうか、地域包括ケア狛江市モデル構築に向けて、顔と顔が見える、繋がる関係になりますように。
ケーススタディーの第一セッションは、グループワーク。多職種連携プレイヤーが9つのグループに分けられ、具体的にある生保受給者での緩和ケアのケースが提示され、適切な支援の在り方、生きがいの指針をそれぞれのチームで考えていきます。市の職員のみなさんも適切にサポートされています。進行の吉川先生もやわらかな雰囲気を醸し出してくださっていて、参加者が議論の世界へスムースに入っていかれた様子が伺えました。
第二セッションでは前述のご利用者様を市内実在町に当てはめてケース設定し、「現状の使用可能な資源を使った支援方法」をグループ毎に作成し発表していきます。その一方で、現状足りないサービスは何か?地域独自の課題を浮き彫りにする試み、私のような地方公務員特別職にとっても興味深いものになりました。
発表をお聞きいたしますと、お一人の利用者であっても、9つの多職種連携体制があれば9通りの支援への考え方という違いがあることがわかります。ある意味ではチームの個性が出るのは致し方ないこととしても、あくまでもご利用者様に対して最適なソリューションは何かというお話です。それをご提供できるだけの引き出し、縦横無尽に使いこなせるだけの連携体制、人材の確保、必要な資源の抽出が必要となってきます。これは関係機関、自治体だけでなく地域の協力が不可欠であることを強く思いました。
地域包括ケア・狛江市モデル構築は、介護保険第二号被保険者への介護オリエンテーションという構想を描くミヤケのやりたいこと、「地域全体での介護力向上」は私の重点政策一丁目一番地です。希望の塾で小池さんがよく言う「大義」がココにありますし、身内の介護のために離職して議員を志した私の使命だとも思います。
最後に会場をお手配いただいたと共に10名余の医療スタッフにご参加いただきました地域基幹病院・東京慈恵会医科大学付属第三病院、花岡先生から「今後は、狛江市だけでなく調布市、世田谷区を巻き込んだ多職種連携の研修を模索している」とのお言葉をいただいたこと、申し添えさせていただきます。
「ツナグ」ために奔走された関係者の皆様、お疲れさまでした。
以下、備忘録。 ・生活保護ケースワーカーとの連携 ・ケアマネの過度な負担 ・猪方地区の資源不足 ・独居の場合の緊急連絡先は ・公的サービス以外のサービス可能性は ・急変時の対応、誰が対応するのか❓ ・その場合、24時間訪看との連携 ・連携ツール、ITC 逐一な情報共有の必要性 ・話し相手、インフォマーシャルサービス ・看取り相談サービス、緊急時見守り ・狛江から介護人材が流出しないこと ・独居者への安否確認の資源、把握 ・治療食の安価な提供 ・通院介助の負担が圧倒的 ・病状理解、方針共有、本人への理解は ・担当者間での密なカンファレンス、体制作り ・緩和ケアに関しての加算 ・ゴミ出しボランティア ・介護認定とのタイムラグ ・医師会からのITC推進啓蒙 ・生活指導から終活までを見据えた時系列整理 ・キーパーソン、本人の願う意思決定者は ・スカイプ等を利用した在宅支援センター ・個別支援だけでなく地域支援枠組みが大切 ・あったらいいな →ソーシャルアクションを❣️ ・12/26付厚労省・地域開発力指針・・・国は次を注視 ・高齢者だけではなく住民全てに対しての支援を模索している ・地域包括ケアの一歩先を目指した「地域力」を自治体が構築へ
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