10年に一度の寒波と言われた1月25日の朝、NHK第一ラジオの「マイあさ」に #伊能美和子 さんが出演なさって、今に時代の「セカンドキャリア」に関してお話しされていました。
伊能(いよく)さんは長年にわたりNTTグループで社内起業家として活躍され、多くの企業での社外取締役として手腕をふるわれていた方。私もその頃に人を介してお目にかかったわけですが、この度、#yokogushist (株式会社ヨコグシスト)という会社を起業されたということで興味深くお聴きしました。
私にとって刺さったお話しは二つ。
① 転職サイト等に一度登録してみる。 転職する、しないということよりも「職務経歴書」を書いてみて、自分のスキルや人脈の棚卸をしてみるべき。
② メンターンという概念。 映画「マイインターン」は、通販会社に採用された初老の男性(ロバートデニーロ)が若き経営者(アンハサウェイ)を支えていく話ですが、まさにそれがメンターン。永年、培ってきたスキルや人脈を、現役で活躍される若手の能力と「知の交換」をして、お互いが支えあうということが、これからのセカンドキャリアに必要というお話し。
私自身も27年務めてきた広告代理店を辞めて、セカンドキャリアは「介護事業所」を立ち上げようと動いていました。理由は、介護保険制度の中でリテラシー教育があまりにも制度化されていないという問題意識。
そんな思いで厚生労働省の老健局にプレゼンテーションを行ったときに、官僚から「ミヤケさん、来年の統一地方選に出て、基礎自治体の中でやってみたら」とアドバイスを受けました。狛江市民の場合の介護保険者は狛江市となりますから、だったらセカンドキャリアは狛江市議会議員をやってみようというのが経緯でした。
伊能さんの言うセカンドキャリアは「50代以上の人は自分の知識やスキルを惜しみなく若い人たちに注ぎ込むことが、これからの社会のありかた」ということ。私も狛江市議会議員として、市内の若手経営者と一杯飲むことが非常に多いわけですが、いつも心の片隅にあることです。
で、実は昨日、お目にかかった狛江市内で焼き菓子とデリ野菜を提供される「ベジシアコ」の飯田景子さんも、偶然ですが、伊能さんのお知り合いとのこと。まさにヨコグシストとして社会に横グシを通していく伊能さんの面目躍如。狛江市議会議員としてセカンドキャリアを歩むミヤケも刺激を受けました。はい。
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